第5回 2011年11月18日(金)開催
ゲストプレゼンテーター紹介
ゲストスピーカー
徳丸 博之
(とくまる ひろゆき)
株式会社にっこう社
代表取締役社長
(http://www.nikkoprint.com/)
代表取締役社長
(http://www.nikkoprint.com/)
1992年関西大学卒業。
大学時代は野球部に所属し主力選手として全国準優勝を経験。
その後、三和銀行(現三菱東京UFJ)に入行。主に営業の立場で企業の再建に関わる。平日は銀行マン、土日には社会人野球の生活を8年間続け、主将も勤める。
2003年に会社設立。
インターネットに活路を見いだす。転勤族だった経験から仕事上の転機に送る挨拶状を注文できる「挨拶状ドットコム」を立ち上げ。その後「HAPPY SHOWER」「感謝はがき」39プロジェクト」など、きずなを深めることをテーマにした数々の事業を立ち上げ、現在、年間5万人が利用するサービスに成長している。
2009年、発起人代表として「39プロジェクト」を立上げ。「39プロジェクト」は3月9日(サンキュウ)を日本のアニバーサリーになることを目標とし、ありがとうが飛び交う世の中を目指している。
大学時代は野球部に所属し主力選手として全国準優勝を経験。
その後、三和銀行(現三菱東京UFJ)に入行。主に営業の立場で企業の再建に関わる。平日は銀行マン、土日には社会人野球の生活を8年間続け、主将も勤める。
2003年に会社設立。
インターネットに活路を見いだす。転勤族だった経験から仕事上の転機に送る挨拶状を注文できる「挨拶状ドットコム」を立ち上げ。その後「HAPPY SHOWER」「感謝はがき」39プロジェクト」など、きずなを深めることをテーマにした数々の事業を立ち上げ、現在、年間5万人が利用するサービスに成長している。
2009年、発起人代表として「39プロジェクト」を立上げ。「39プロジェクト」は3月9日(サンキュウ)を日本のアニバーサリーになることを目標とし、ありがとうが飛び交う世の中を目指している。
ゲストスピーカー
西川 亮
(にしかわ りょう)
NPO法人Co.to.hana代表
/ デザイナー
(http://cotohana.jp/)
/ デザイナー
(http://cotohana.jp/)
1986年大阪生まれ。
神戸芸術工科大学を卒業後、NPO法人Co.to.hanaを設立。
社会の問題や地域の課題に対して、デザインが持つ「人に感動を与える力」、「ムーブメントを起こす力」、「人を幸せにする力」で課題解決を目指し活動。
各分野にとらわれず、問題の本質を掴み、「ヒト」・「コト」・「モノ」のコミュニーケーションをデザインする。
主なプロジェクトに震災や防災について考える「シンサイミライノハナPROJECT」や地域の子どもたちとアートを通じて課題解決を目指す「アートツアーPROJECT」がある。
博報堂/studio-L主催「震災+designプロジェクト」最優秀賞を受賞。
神戸芸術工科大学を卒業後、NPO法人Co.to.hanaを設立。
社会の問題や地域の課題に対して、デザインが持つ「人に感動を与える力」、「ムーブメントを起こす力」、「人を幸せにする力」で課題解決を目指し活動。
各分野にとらわれず、問題の本質を掴み、「ヒト」・「コト」・「モノ」のコミュニーケーションをデザインする。
主なプロジェクトに震災や防災について考える「シンサイミライノハナPROJECT」や地域の子どもたちとアートを通じて課題解決を目指す「アートツアーPROJECT」がある。
博報堂/studio-L主催「震災+designプロジェクト」最優秀賞を受賞。
レポート
「きずなを深めるサービスで世界を元気にする」という経営理念を掲げられる
株式会社にっこう社の徳丸さんは大学時代、所属されていた野球部が全国大会へ
出場され、しかも決勝戦まで進まれるというご経験から、「諦めなければ叶うかもしれない」
ということが今、御自分の経営に生かされているとお話して下さいました。
社会人になったばかりの頃、諦めている大人を目の当たりにして、
「諦めなければ叶う」と言うことを伝えるような仕事がしたいと思われたそうです。
その後の様々な活動から、この理念に辿り着くべくして印刷業をベースにされながら、
3月9日をサンキューの日として感謝をする日として広める取り組みや、人と人を繋げる挨拶状、
東日本大震災の支援活動としての「元気だ状」など、人と人を繋げるサービスの展開を図られています。
また、そういった活動がやがて「絆産業」と呼ばれ、
この産業が広がっていくことを目指しておられるというお話をいただきました。
NPO法人コトハナの西川さんは、芸術大学に入学された当時、世界の中で1割の人だけしか
デザインされたものに直接触れることが出来ないという事実を知って、衝撃を受けられたそうです。
ご自身はデザインはムーブメントを起こし、幸せを作る力があると考えておられます。
そこで課題に対してデザインで解決できないかという思いをもって活動をされています。
花びらに見立てたカードに災害への思いを書き込んでもらい、それで花のオブジェを作り被災地を飾る
「シンサイミライノハナ」運動は日本だけでなく、海外へも出かけて活動されています。
子供たちが自分たちの住む街を再発見するプロジェクトや、地域活性化の取り組みのプロジェクトなど
様々な取り組みの中で、自分たちだけではできないが人々を巻き込んで、
また色んな人が参加できる仕組みを作っていくことが大事だと仰います。
働くということは「傍(はた)をらくにすること」と言いますが、
西川さんにとってご自分にとって出会った人が「はた」であって、その人たちを楽にしていくことが
自分にとっての仕事じゃないかと考えるようになったと仰いました。
お二人とも、手段は違えどもご自分のお仕事の中に、人と人の出会い、人の繋がりを
何よりも大切にされていることや、地域や社会に貢献される取り組みを熱心にされていて
参加者も同じ思いをもち、座談会も盛り上がりをみる会となりました。