第3回 2011年8月26日(金)開催
ゲストプレゼンテーター紹介
ゲストスピーカー
百々 智子
(どど ともこ)
松田株式会社
代表取締役
(http://www.mimamall.com/)
代表取締役
(http://www.mimamall.com/)
京都出身 短大卒業後、幼稚園に勤務、結婚で退職。
子育てが一段落し実家の家業(神社・仏閣用御守の企画・製作)を手伝う。
95年に社長就任。
伝えるべきものを守りながら、時代のニーズに合わせ、オリジナルのお守りを企画から製作までしている。
2009年同志社ビジネススクールの伝統産業グローバル革新塾に入塾(3期生)
革新塾で「京都カスタマイズ」を立ち上げ、京都の伝統産業による企業向けカスタマイズの製品の提案をしている。
子育てが一段落し実家の家業(神社・仏閣用御守の企画・製作)を手伝う。
95年に社長就任。
伝えるべきものを守りながら、時代のニーズに合わせ、オリジナルのお守りを企画から製作までしている。
2009年同志社ビジネススクールの伝統産業グローバル革新塾に入塾(3期生)
革新塾で「京都カスタマイズ」を立ち上げ、京都の伝統産業による企業向けカスタマイズの製品の提案をしている。
ゲストスピーカー
松田 直子
(まつだ なおこ)
株式会社 Hibana
代表取締役
( http://hibana.co.jp/)
代表取締役
( http://hibana.co.jp/)
愛媛県生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科修了。
環境計画や地域づくりコンサルティングの仕事に従事し、市民活動として、NPO薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)の活動に参加。
2006年に森林バイオマス(森林資源のエネルギーやマテリアルとしての利用)の利用を提案する(株)Hibanaを設立。
山を元気に、森林バイオマスを活用した火のある暮らしを京都から提案・発信していくことを
目指している。
環境計画や地域づくりコンサルティングの仕事に従事し、市民活動として、NPO薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)の活動に参加。
2006年に森林バイオマス(森林資源のエネルギーやマテリアルとしての利用)の利用を提案する(株)Hibanaを設立。
山を元気に、森林バイオマスを活用した火のある暮らしを京都から提案・発信していくことを
目指している。
レポート
お守りの製造会社マツダ株式会社を受け継がれ、経営される百々(どど)さんからの
「お守りはどうやって企画され、作られていくのか」という普段表に見えない部分
のお話に参加者は興味津々で聞き入っていました。
昔からある全般の「守り」の役目から、現代の特徴は効果毎に細分化されたお守りになっていることや、
グッズ的に使われる風潮などのお話など、お守りの様々な形のお話をうかがいました。
JAXA主催のイベントが同志社であったことを新聞で知った事をきっかけに、同志社のビジネススクール
に入られ、伝統産業を繋いでいらっしゃる方々とコラボレーションの企画をされたりの
活動のお話もうかがいました。
百々さんの考えられる御守りの役目は、まずはご自身が99%の努力をして、
そして最後の1%だけ神様に背中を押してもらう力だと、
また、守りたい人への思いをこめてカスタマイズできる御守りも作っていきたいと仰っていました。
前半の百々さんのお話を受けて、ご自身も会社を経営する立場になられてから御守りに大変興味を
持つようになったとおしゃっていた松田さんは、もともと森が好きだったという基盤があり、
環境コンサルやNPOでのお仕事を経験されたあと、政策の提案だけでなく政策を自ら実行していきたい
という思いから、現在のHIBANAさんを立ち上げられました。
森林バイオマスを中心に、環境や自然エネルギー全般に関する調査を行われたりなど、
様々な角度から森林バイオマスの利用促進について取組まれています。
またアンテナショップとしてペレット町家「ヒノコ」もオープンされ、木質ペレットやペレットストーブの
展示販売などを行なわれ、松田さんが提案される「火」のある暮らしに、参加の女性陣は
絵本に出てくるような夢の世界に、しばしの間引っ張り込まれました。。
今回のお二人のお話は、日本に昔からあった「とてもいいもの」を時代に沿って、
今に合わせた展開を図られているお話で、実に和やかな会となりました。